
建物を保たせる施工事例
日々暮らしていく中で、お部屋の傷は直ぐにわかりますが
ご自宅の屋根や外壁は放置しがちになると思います。
ですが、建物も経年劣化していきますので
定期的なメンテナンスやしっかりと補修が必要になっていきます。
どのような部分が劣化するのか、劣化するとどうなってしまうのかを
こちらで一部ご紹介しています。

棟瓦(漆喰部分)施工前
漆喰は瓦の接着剤となる部分で防水の役割をします。
瓦自体は数十年と長持ちする物ですが
漆喰は経年劣化が早く、メンテナンスを怠ると
漆喰が剥がれ落ちてきて、瓦の支えとなっている
土の部分が、雨によって削れてしまい
棟瓦が崩れる原因になってしまいます。

棟瓦(漆喰部分)施工後
施工前と見比べると
隙間がしっかり埋まっています。
工事というと長い期間を要するイメージを持たれがちですが施工期間は2~3週間程と
そこまでお時間はかかりません。
ですがこれを放置してしまうと
雨漏りや最悪の場合棟瓦が崩れてしまい
想定外の出費や
お時間がかかってしまうケースもあるので
定期的なメンテナンスが必要です。

スレート屋根、施工前
スレート屋根は様々な種類がありますが
どの屋根も一般的な寿命としては15年と言われていますが、色あせやヒビの度合いで
部分工事のような簡単なものから
屋根を支える板金などが浮いていたら
塗装やカバー工法など
しっかりとした工事になります。
こちらは屋根の色あせ、棟板金の補修の施工事例です。

ス レート屋根、板金施工後
経年劣化もかなり進んでいましたが
色あせ部分の塗装と棟板金の補修をした事で
かなり印象は変わってきます。
スレート屋根は瓦屋根よりも劣化が早く
慣れていない方が一眼で大丈夫なのかどうか
判断する事が難しい屋根になりますので
1〜2年に一度はメンテナンスをしてあげる必要があります。

防水工事
建物の屋上や屋根ベランダなど
雨にさらされる場所を水から守る処置をする工事になります。
こちらも屋根同様に剥がれ落ちると
そこから雨水などが入り込んできます。
建物自体の劣化に繋がってきますので
地味な部分ではありますが
建物を長く保たせるための重要な処置になります。

外壁塗装(下が施工前)
外壁塗装は見た目を変えるだけの工事と思われがちですが、建物の耐久性・断熱性・遮熱性・防汚性
この4つの向上を目的とする処置になります。
そのまま放置してしまうと建物の強度低下につながり
お住まいの価値が下がってしまう恐れもあるため
汚れが目立つようであれば
外壁塗装を検討する時期になってきます。